主催
日本の人事部
後援
厚生労働省 経済産業省(予定)

選考結果一覧

日本の人事部「HRアワード」2018トップ > 選考結果一覧
エントリー321点の中から、厳正なる審査を経て54件が入賞(ノミネート)。さらに、『日本の人事部』会員12万人にアンケートを実施。うち7,231人の投票と、選考委員会による最終選考を経て、15組の優秀賞が決定しました。2018年のHRを代表する顔ぶれをご覧ください。

企業人事部門

最優秀賞

ソニー株式会社
人生100年時代に向けたベテラン・シニア社員のキャリア支援施策「キャリア・カンバス・プログラム」

ソニーは創業以来の理念「自分のキャリアは自分で築く」をベースに、ベテラン社員がいきいきと働きながら、将来のライフ・キャリアプランを主体的に考え、実行に移していくための支援プログラム「キャリア・カンバス・プログラム」を導入している。

【新しい分野への挑戦】
(1)キャリア・プラス(社内兼業)のベテラン層への活用
(2)Re-Creationファンド(学び直しに対し10万円を上限に会社が支援)

【キャリア形成支援】
(3) キャリアメンター制度の拡充(約30名の役職経験者が国家資格キャリアコンサルタントを取得、ベテランメンターとして、研修のフォローアップや各自の課題等についての相談を行う)
(4)ボトムアップ活動導入(社員が大学のサークル活動のように自主的に集まり勉強会、見学会を企画・実行)

いずれも利用する社員の目線で考えた「シナリオのあるパッケージ」であること、分社ごとに異なる事業環境や人事制度にも対応できる柔軟なプログラムであることが大きな特徴だ。

【企業情報】https://www.sony.co.jp/

優秀賞

伊藤忠商事株式会社
『がんに負けるな』全社で支え合う伊藤忠商事の「がんとの両立支援施策」

最少人数で最大成果を発揮するという理念の下、全社員が健康で活躍できることを重要な経営戦略と位置づけ、2016年6月に「伊藤忠健康憲章」を制定し、積極的に健康経営に取り組んできた。さらに2017年からは働き方改革政策の一環として新たに「がんとの両立支援施策」を推進。国立がん研究センターとの提携による特別検診、最先端治療体制の構築、がん先進医療費補助、両立支援プラン策定の推進、遺族への子女育英資金拡充、子女・配偶者の就労支援などにより社員一人ひとりの病状や立場に応じた支援を行う。

2018年からは仕事で発揮している能力を闘病にも活用することが、社員にとっても、会社にとっても最善の結果をもたらすものと考え、「業務」と同様に個人業績目標の一つに「仕事との両立」を設定することを評価制度に導入。病気になった社員自身のやる気・やりがいにつながるだけでなく、支え合う風土は組織の活性化・企業競争力を強化するという考えによるものだ。

【企業情報】https://www.itochu.co.jp/ja/

優秀賞

丸紅株式会社
既存の枠組みを超える「人材」×「仕掛け」×「時間」の施策

2018年4月から「人材」「仕掛け」「時間」の観点からイノベーションを生むための新施策をスタート。経営戦略と方向性がダイレクトに結びついている点が特徴だ。

●人材
丸紅アカデミア:徹底した議論と思考からイノベーションを創出する場
社外人材交流プログラム:提携先企業へ1~2年派遣
トライアングルメンター:所属部署・世代・性格タイプの異なる3者でトリオを組成
Self-Biz:社員一人ひとりが最適と思う服装を選択・着用する、服装の新ガイドライン

●仕掛け
ビジネスモデルキャンバス:丸紅グループのビジネスモデル・事業資産の見える化
ビジネスプランコンテスト:社内公募型ビジネス提案・育成プログラム
アイディアボックス:新規ビジネスアイディアなどを投稿できる窓口

●時間
業務改善プロジェクト:社内業務プロセスの抜本的な削減
15%ルール:担当業務にかかわらず、就業時間の15%を目安に、新規ビジネスの創造等の活動に利用可

【企業情報】https://www.marubeni.com/jp/csr/human_resources/health/

個人の部・最優秀賞

武田 雅子氏
カルビー株式会社 執行役員 人事総務本部 本部長

株式会社クレディセゾンで、長年にわたり人材開発や組織風土改革を推進してきた、武田雅子さん。「HRカンファレンス」や『日本の人事部』にもたびたびご登場いただくなど、人事のオピニオンリーダーとして知られます。2018 年5月には、初めての転職でカルビー株式会社に入社。同社でどのように人事改革を行っていくのか、今後の動向が大きな注目を集めています。人事プロフェッショナルとして数々の改革を行ってきた実績と今後への期待から、多くの支持が集まり、「HRアワード2018」企業人事部門 個人の部 最優秀賞の受賞が決定しました。

たけだ・まさこ●1968年東京生まれ。89年に株式会社クレディセゾン入社。全国のセゾンカウンターで店舗責任者を経験後、営業推進部トレーニング課にて現場の教育指導を手掛ける。その後戦略人事部にて人材開発などを手掛け、2014年人事担当取締役に就任。2016年には営業推進事業部トップとして大幅な組織改革を推進。2018年5月より現職、全員が活躍する組織の実現に向けて施策を推進中。

【インタビュー】
https://jinjibu.jp/article/detl/tonari/1791/

書籍部門

最優秀賞

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

(著者:山口 周/出版社:光文社)

グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込んだり、ニューヨークやロンドンのエリートが、美術館のワークショップに参加したりするケースが増えているという。目的は、単に教養を身につけることではない。ビジネスで勝つための「美意識」を鍛えることだ。これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、と彼らは考えている。いま求められているのは「直感」や「感性」、すなわち「美意識」なのだ。

組織開発・リーダー育成を専門とする、コーン・フェリー・ヘイグループのパートナーである著者が、複雑化・不安定化したビジネス社会で勝つための画期的な考え方を示す。次世代リーダーの育成に取り組む人材開発担当者や、経営の中核をなすリーダーにお薦めの一冊だ。

【書籍情報】https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334039967

優秀賞

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

(著者:新井 紀子/出版社:東洋経済新報社)

AIは人間の仕事を奪うのか、シンギュラリティは到来するのか――。近年のAIブームの中で浮かび上がってきたさまざまな疑問を、「ロボットは東大に入れるか」という人工知能プロジェクトに携わる著者が、一つひとつ解き明かしていく。

また著者は、AIに関する研究と同時に行った「読解力調査」により判明した、日本の中高校生の多くが中学校の教科書の文章を正確に理解できていないという驚愕の結果も示す。将来的には多くの仕事がAIに代替されるといわれるなか、読解力のない人間は失業するしかないのか。最悪のシナリオを描いた上で、教育への提言が行われる。

AI時代には、どのような働き方や学び方が求められ、そのために人間は何をすべきなのか――。若手社員の採用や育成に携わる人事パーソンはもちろん、すべての働く人々にとって、必読の一冊といえるだろう。

【書籍情報】https://store.toyokeizai.net/books/9784492762394/

優秀賞

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

(著者:フレデリック・ラルー/訳:鈴木 立哉/解説:嘉村 賢州/出版社:英治出版)

上下関係も、売上目標も、予算もない?
マネジメントの常識を覆す次世代型組織とは。

著者フレデリック・ラルー氏は、組織の進化を五つの発達段階に分け、色の波長で表現している。

  • 衝動型(レッド):短期志向で力、恐怖による支配が行われる組織。(例)マフィア、ギャングなど
  • 順応型(アンバー):規則や規律による階層構造によって成り立ち、計画的で安定性がある組織。(例)軍隊、教会、官僚組織など
  • 達成型(オレンジ):競争に勝つためにイノベーションの創出が求められる、実力主義の組織。(例)多国籍企業など
  • 多元型(グリーン):多様性と平等と文化を重視し、ボトムアップで意思決定が行われるコミュニティ型の組織。(例)コミューン、非営利組織など

そして今世界中で表れている、新たなマネジメント手法を採用した組織が、進化型の「ティール組織」だ。本書ではこの組織モデルや実例を紹介し、進化型組織を目指すためのヒントを示している。

【書籍情報】http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2226

プロフェッショナル部門

人材採用・雇用部門 最優秀賞

株式会社リクルートキャリア
独自の人工知能(AI)を活用し、「応募が来ない」を解消する採用支援サービス「リクナビHRTech 転職スカウト」

「リクナビHRTech 転職スカウト」は、独自開発のAIを活用し、テクノロジーと人的サポートの両軸で採用成功を支援する中途採用支援サービスだ。提供開始から2年半で、累計導入社数は2万1千社を突破。毎週約5千社の企業がスカウトをおこなっている。

リクルートキャリアでは人材紹介事業に取り組む中で、主に中小企業から、その知名度ゆえに求人サイトや紹介会社からの反応を待っているだけでは十分な応募が得られない、という声を多く聞いてきたという。「リクナビHRTech 転職スカウト」は、応募可能性と合格可能性の需給双方を加味した独自のアルゴリズムで求職者を効率的にレコメンドし、日本で初めて簡単な判定のみで可能なダイレクト・リクルーティングを実現した。

効率的にリクルートの膨大な求職者データベースにアプローチすることを可能にしたことで、企業規模にかかわらず優秀な人材との出会いを創出。多くの企業の長期的な戦略実現に貢献している。

【サービス情報】https://hrtech.rikunabi.com/tensyokuscout/

人材採用・雇用部門 優秀賞

株式会社scouty
転職サービス未登録の潜在層にアプローチできる日本初のAIヘッドハンティングサービス「scouty」

scoutyは、SNSや技術情報共有サービスなどのインターネット上に公開されているオープンデータからエンジニアのスキルや潜在的なニーズを分析し、履歴書の代わりになる情報を生成する。また、経歴や在籍経験がある企業の勤続年数分布、SNSでの行動を基に、機械学習によって転職可能性予測を行う。

採用担当者は、scoutyのデータベースからスキルや志向性の条件を設定して候補者を検索、アプローチできる。scouty上ではエンジニアのSNSや技術情報共有サービスのアカウントがひも付いてまとめられているため、SNSアカウントなどからの逆引き検索も行うことができる。イベント参加者、リファラル、技術記事の著者などからも母集団の形成が可能だ。

また、候補者の転職可能性が高まったタイミングで通知するタレントプール機能により、将来的に採用する可能性がある候補者を登録しておくだけで最適なアプローチタイミングを提案する。

【サービス情報】https://scouty.co.jp/recruiters

人材開発・育成部門 最優秀賞

株式会社FCEトレーニング・カンパニー
採用したメンバーを早期離職させず、才能発揮への道を作る 日本初オンボーディングサポートサービス「Smart Boarding」

「Smart Boarding」は社内教育に関わる全てを一元管理し、中途社員をはじめとする新人の即戦力化サポートと、人事・教育業務の効率化を実現する、国内初オンボーディングサポートサービスだ。

現在、転職市場の活性化に伴い「新人のスムーズな合流・戦力化=オンボーディング」にかける企業内の教育工数・人事に求められる役割は次々と増えている。Smart Boardingは、そのプロセスにおいて必要な、教育の「構築」「コンテンツ」「運用」に関わる全てをサポートし、教育の生産性向上を実現する。

現在は、教育プログラム構築、500コンテンツ以上のe-learning、動画、PPT、テストなどを使った自社オリジナル教材作成、などの機能を一つのシステム上で利用可能。定額制研修や福利厚生サービスも利用可能となっており、今後は、評価データや採用時データなど、社内にある人事データとの連携機能の実装を予定している。

【サービス情報】https://www.training-c.co.jp/smartboarding/

人材開発・育成部門 優秀賞

株式会社グロービス
マイクロラーニングで学び方改革を実現。安心の修了率93%で基礎から最新のビジネストピックを学ぶ「グロービス学び放題」

働き方改革に伴う生産性の向上や、人生100年時代におけるリスキルの必要性から、一人ひとりにあった学習機会、最新の潮流に対応したビジネススキルが求められている。「グロービス学び放題」は最新のビジネスナレッジをいつでも手軽に動画で学べるサービス。 製造、金融大手などが「研修コスト削減」「生産性向上」「レベル毎の個別学習」などを活用している。

  • 特長1. 経営大学院、法人研修、書籍で培った良質で豊富な動画コンテンツ(200コース以上、1,600本以上)
  • 特長2. いつ誰がどれだけ、どのコースを見ているか確認、リマインドもできる管理画面
  • 特長3. 効率よく継続学習しやすいマイクロラーニング設計で驚きのコース修了率93%
  • 特長4. コースを組み合わせ、企業毎にカスタマイズできるオリジナルカリキュラム設定機能
  • 特長5. 長期育成や会社へのロイヤリティ向上につながる永年プラン

【サービス情報】https://hodai.globis.co.jp/corporation/lp/

組織変革・開発部門 最優秀賞

株式会社Emotion Tech
従業員エンゲージメントを統計解析し、改善効果が最も大きい従業員体験を特定するサーベイ「EmployeeTech」

EmployeeTech(エンプロイー・テック)はeNPSを用いた独自のサーベイにより、従業員エンゲージメントを可視化するクラウドシステムだ。

シンプルな質問により、従業員エンゲージメントを数値化するだけでなく、AIと統計学を用いた分析により、エンプロイー・ジャーニー・マップ(各従業員体験における感情曲線)を自動で作成し、「改善効果が最も大きい従業員体験」を導くことが可能だ。

当サービスはこれまでの従業員調査と異なり、企業ごとに調査内容をカスタマイズすることができるため、企業独自の課題に合わせたり、調査内容をブラッシュアップしたりすることも可能。またリアルタイム分析やアラート通知によって、人事部だけでなく、各組織のマネージャーが自組織の分析結果をもとに、すぐに改善施策を実行できる。

これまで業種業界にかかわらず、離職率の改善・モチベーションや生産性の向上・リファラル採用の促進など、幅広く活用されている。

【サービス情報】https://www.emotion-tech.co.jp/service/employee-tech

組織変革・開発部門 優秀賞

Fringe81株式会社
従業員同士が少額のボーナスと感謝のメッセージをリアルタイムに送り合うピアボーナスを簡単に実現「Unipos」

「Unipos」は、従業員同士が互いの成果に対して少額のボーナスと感謝のメッセージをリアルタイムに送り合うピアボーナスを、日本で初めて簡単に実現したwebサービスだ。

Uniposを使えば、四半期に一度の評価では見逃されていた日々の重要な行動も評価できる。成果につながる行動をしたその瞬間に、全社員が見ているタイムライン上でポジティブなフィードバックとボーナスを受け取るという、うれしさの伴った新しい給与体験が組織を強くする。

Uniposの導入によって互いの業務を理解するきっかけが生まれ、部署や役職を超えた協力関係が築かれた結果、従業員エンゲージメントが向上したという声もあるという。他にも、心理的安全性の確保やフィードバックの改善、企業理念や行動指針の浸透に効果的だ。

シンプルなUI/UXが特徴で、人事・労務担当者の負担は最小限に、各社の施策と組み合わせて、柔軟に制度を設計することが可能だ。

【サービス情報】https://unipos.me/ja/

人事労務管理部門 最優秀賞

株式会社エクサウィザーズ
企業が保有するデータをAIが分析&予測。採用、評価、配置、育成における人事課題をトータルにサポートする「HR君」

働き手不足による働き方改革・生産人口カバーが世界的な課題になりつつある今、HR領域においてもAIを活用した人事戦略の重要性が高まっている。そんな中「AIで社会課題を解決する」という目的のもと、商品化されたサービスが「HR君」だ。

「HR君」の四つの特長
1.採用から退職まで人事バリューチェーンを一貫した分析・予測
採用分析に内部人事の評価データを使用し活躍人材に近い人材を抽出するなど、人事VCを一貫したデータ分析が可能
2.誰でも使いこなせるシンプルな操作性
分析に特別なスキルは不要。人事担当者が一流のデータサイエンティスト並みの分析を行うことが可能
3.各社の人事課題に応じたデータ分析
採用や退職予測、エンゲージメント向上など、人事のあらゆる課題をデータ分析で解決
4.分析手法のテンプレートも提供
多様な企業での人事データ活用の実績に基づき、人事課題を解くための分析方法をテンプレート化

【サービス情報】https://exawizards.com

人事労務管理部門 優秀賞

サントリービバレッジソリューション株式会社、株式会社ぐるなび
職場の飲料自販機で、近隣レストランの宅配弁当が注文できる「宅弁」

「宅弁」は、職場の飲料自販機で、近隣レストランの宅配弁当が注文できるサービス。使い方は飲み物を買うのと全く同じ。自販機に現金を入れてボタンを押すだけだ。8時~10時に自販機で注文すると、正午にレストランでつくりたてのおいしい弁当が、職場まで届けられる。

  • ■従業員のメリット:時間の有効活用
    ランチ時のエレベーター渋滞やコンビニ・レストランの混雑を避けて、職場内で飲食を完結させることで、昼休みを良質な時間に変え、生産性向上につなげることができる。また、欠食をなくしてより健康・健全な働き方を推進する。
  • ■企業のメリット:コスト・手間の削減
    飲料自販機を設置するだけなので、コストはゼロ。従来の仕出し弁当のような「注文・精算のとりまとめ」のような業務も必要がない。

「宅弁」を通じて、企業の「快適な職場作り」をサポートし、「職場で働く人の“食”を豊かに、“職場“をより快適に」していくことを目指している。

【サービス情報】https://delivery.gnavi.co.jp/premium/takuben/

2018年11月13日(火)から開催される日本の人事部「HRカンファレンス2018-秋-」にて、
「HRアワード2018」の表彰式と受賞者プレゼンテーションを行います。

日本の人事部「HRアワード2018」表彰式
2018年のHRを代表する顔ぶれがそろう表彰式に、ぜひご参加ください(事前にエントリーが必要です)。
「HRアワード2018」受賞者 事例発表会
「HRアワード2018」受賞者の方々が、受賞したサービスや取り組みについてプレゼンテーションを行う、事例発表会を開催。 HRに関する最先端の取り組みやノウハウをご紹介します。いま人事が知るべき情報を、ぜひライブで!