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開催10回に寄せて

日本の人事部「HRアワード」2021トップ開催10回に寄せて > 選考委員からのメッセージ・宮城 まり子氏

選考委員からのメッセージ

宮城 まり子氏(キャリア心理学研究所 代表、臨床心理士)

プロフィール●(みやぎ・まりこ)慶応義塾大学文学部心理学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。臨床心理士として病院臨床(精神科、小児科)等を経て、産能大学経営情報学部助教授となる。1997年よりカリフォルニア州立大学大学院キャリアカウンセリングコースに研究留学。立正大学心理学部教授、法政大学キャリアデザイン学部教授を経て、2018年4月から現職。専門は臨床心理学(産業臨床、メンタルヘルス)、生涯発達心理学、キャリア開発・キャリアカウンセリング。他方、講演活動や企業のキャリア研修などの講師、キャリアカウンセリングのスーパーバイザーとしても精力的に活躍している。著書に、『キャリアカウンセリング』(駿河台出版社)、『産業心理学』(培風館)、『7つの心理学』(生産性出版)、『「聴く技術」が人間関係を決める』(永岡書店)などがある。

選考する中で、毎回楽しみがあります。その時期の世界経済や労働環境の変化をまさに投影した最新の人事施策や興味深い著作が、次から次へとエントリーされ、その中から候補を選考する過程はワクワクする時間です。選考過程で感じるのは、新たな時代の変化のうねりと、それに合わせて人事制度を柔軟に変革されようとする、企業努力です。変化に合わせ、最適の組織をいかに創造するか。また、働く人々が仕事を通して豊かな人生の実現を支援するためには何が必要か。それらを深く考察し、そのアウトプットを提言して「HRアワード」に競ってエントリーしてくださる熱意を強く感じています。

しかし、選考委員としては、受賞企業・受賞著作の数を数点に絞らなければなりません。いずれも優秀・ユニークで素晴らしく、甲乙つけがたいため、悩むことが多いのが実際です。つまり、エントリーされる取り組みが、それぞれ本当に素晴らしいということです。受賞企業や著作は一つのモデルとして、各社の人事施策に大きな刺激や影響を与え、広く日本企業の人事施策の貴重な実践例となっていることでしょう。

開催第10回を迎え、これまでに受賞された企業、著者の皆さまには、継続して新たなエントリーをお願いいたします。また、これまで惜しくも選考にもれた方々にもそのご努力に敬意を表します。今後も日本の人事部「HRアワード」がますます深化し、実り多いものとなって継続し、さらに発展することを祈念しております。

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