主催
日本の人事部「HRアワード」運営委員会
後援
厚生労働省 経済産業省

選考結果一覧

日本の人事部「HRアワード」2019トップ > 選考結果一覧
300を超えるエントリーの中から、厳正なる審査を経て55件が入賞(ノミネート)。さらに、『日本の人事部』会員15万人にアンケートを実施。7,472人の投票と、選考委員会による最終選考を経て、15組の優秀賞が決定しました。2019年のHRを代表する顔ぶれをご覧ください。

企業人事部門

最優秀賞

キヤノン株式会社
挑戦機会の提供と安心感の醸成で社員の変身を後押しするキヤノンの人材育成~働き方改革から学び方改革へ~

ビジネス環境の変化、技術進歩に合わせ、社員は日々新しい知識とスキルを学ぶ必要がある。そこでキヤノンは、自分の専門・専攻にとらわれず、未経験業務へ挑戦できる「研修型キャリアマッチング(CM)制度」を用意した。

同制度は、研修と社内公募を合わせた仕組みだ。社員は配属を希望する部署で必要なスキルを研修(3~6ヵ月)で学ぶことができ、配属先でレベルに応じた業務に就く。さらに研修中から配属後にかけて、社内キャリアカウンセラーがキャリア形成や適応を支援し、安心して未知の領域へ挑める環境をつくる。

研修型CM制度をはじめ、同社は社員が環境変化に応じて学び、成長する「変身力」を高める環境整備に注力。働き方改革の課題に対応するため、2017年から「学び方改革」「教え方改革」を開始。終業後や土日に受ける受講料無料・上司承認不要の自己啓発講座、他拠点双方向型遠隔研修や時間と場所を選ばないモバイルラーニングの整備を進める。

【企業情報】https://global.canon/ja/employ/new/workstyle/work-program.html

優秀賞

ロート製薬株式会社
歩けば歩くだけ健康に!従業員の健康増進を目的にした“健康社内通貨”『ARUCO(アルコ)』

ロート製薬株式会社は、従業員の歩数や早歩き、非喫煙など健康的な生活習慣の実施に応じて貯まる、健康社内通貨『ARUCO(アルコ)』を付与している。コインは同社が運営するカフェなどでの飲食やリラクゼーション施設の利用、健康に関する社内研修への参加、健診のオプショナル、特別休暇取得などに社員や家族が利用できる。

同社は、従業員自らが前向きに健康づくりに取り組むことを目指し、きっかけづくりに注力。社内イントラで常にコインの獲得状況の確認や利用申請ができる体制を整え、健康の意識だけでなく、日々の行動を「変えること」を狙う。心身の健康を基盤として、情熱をもって日々の仕事に取組み、働きがいや生きがいを持ててこそ、“真の健康”であると考え、コインの利用メニューには自己研鑽(けんさん)につながる研修などを盛り込んだ。今後は、従業員自身が講師を務める健康教室やセミナーの開催を推奨して、主体的な健康づくりを進める。

【企業情報】https://www.rohto.co.jp/article/articletop/2019/0322_01/

優秀賞

株式会社村田製作所
センシングデータプラットフォームNAONAを活用した、採用面接におけるコミュニケーションの可視化

人手不足が深刻化するなか、応募者が初めて企業と接する面接での印象が人材獲得の重要な要素となっている。

村田製作所では、独自開発した関係性情報のセンシングデータプラットフォームNAONAを用いて、中途採用での応募者と面接官の発言量や発言のテンポ、感情値といったコミュニケーション指標を可視化・解析することにチャレンジした。

これらのデータ分析結果を踏まえ、応募者の入社意欲が高まる1対1の職務マッチング面談を導入。仕事内容をより深く理解してもらえる機会を創出し、辞退率低下や採用活動の効率化を実現した。面接官には、得られたデータを客観的にフィードバックするとともに、スキルトレーニングなどを実施して意識改革につなげているという。

この取り組みは新卒採用の技術系向けインターンシップ面接でも実証実験を進めており、面接官が適切に技術系学生の話を引き出せているかなども分析していく予定だ。

【企業情報】https://www.murata.com/ja-jp

個人の部・最優秀賞

源田 泰之氏
ソフトバンク株式会社
人事本部 副本部長 兼 採用・人材開発統括部 統括部長 兼 未来人材推進室 室長

ソフトバンクの採用・人材開発の責任者として、ソフトバンクグループの後継者育成機関「ソフトバンクアカデミア」や新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」、HRテクノロジーを活用した採用など、さまざまな施策を打ち出して成果をあげてきた、源田泰之さん。「HRカンファレンス」や『日本の人事部』にもたびたびご登場いただき、さまざまなテーマでお話しいただいている、人事のオピニオンリーダーです。数々の人事改革を行ってきたその実績に、人事の皆さまからの多くの支持が集まり、企業人事部門 個人の部 最優秀賞の受賞が決定しました。

(げんだ・やすゆき)1998年入社。営業を経験後、2008年より現職。ソフトバンクグループ社員向けの研修機関であるソフトバンクユニバーシティおよび後継者育成機関のソフトバンクアカデミア、新規事業提案制度(ソフトバンクイノベンチャー)の責任者。SBイノベンチャー・取締役を務める。孫正義が私財を投じ設立した、公益財団法人孫正義育英財団の事務局長。育英財団では、高い志と異能を持つ若者が才能を開花できる環境を提供、未来を創る人材を支援。教育機関でのキャリア講義や人材育成の講演実績など多数。

書籍部門

最優秀賞

組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす

(著者:中原 淳、中村和彦/出版社:ダイヤモンド社)

いま、人事分野で注目を集めている「組織開発」。一般的には、組織の「健全さ」などを高めることを目的に、コミュニケーションを活性化させる取り組みを指しているが、どこか「つかみどころのない概念」と感じる人は多いのではないだろうか。

「組織開発」とは、つまるところ何なのか。

その基礎にはどんな「理論」があり、どんな「実践」が可能なのか。

なぜいま、これほどまでに「組織に関わる人たち」をひきつけているのか。

組織開発の研究に取り組む立教大学教授・中原 淳氏と南山大学教授・中村和彦氏の二人がタッグを組み、組織開発100年の歴史をさかのぼって、その思想的源流から手法の変遷までを解説。また、キヤノンやヤフーをはじめ、ふだん外部の目に触れることのない組織開発の企業事例を五つ収録している。経営幹部やマネジャー、人事担当者など、職場と組織を作る全ての人にとって必読の一冊だ。

【書籍情報】https://www.diamond.co.jp/book/9784478106440.html

優秀賞

THE TEAM 5つの法則

(著者:麻野耕司/出版社:幻冬舎)

偉大なチームに必要なのは「リーダー」ではなく「法則」だ。

「個」の重要性が叫ばれている今。組織が現状からさらなる成長・脱却を遂げるためには、個と個をつなぐ「チームワーク」が重要だ。一方で、正しいチームづくりを学校や会社で体系的に学んだという人は少ないのではないだろうか。

本書では経営コンサルタントとして数多くの組織改革にかかわってきた麻野耕司氏が、「Aim(目標設定)」「Boarding(人員選定)」「Communication(意思疎通)」「Decision(意思決定)」「Engagement(共感創造)」という五つの法則を基に、精神論や経験則ではない、成功するチームとはなにかを科学的に分析・解説した内容となっている。

ビジネスパーソンはもちろん、子どもから主婦、老人に至るまで老若男女誰しもがかかわる「チーム」。経営層や組織開発を担うリーダー層だけではなく、よりよいチーム作りを考える全ての人にとって必読の一冊といえるだろう。

【書籍情報】https://www.gentosha.co.jp/book/b12359.html

優秀賞

名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち

(著者:海老原 嗣生、荻野進介/出版社:白桃書房)

2011年に発行された『日本人はどのように仕事をしてきたか』(中公新書ラクレ)を大幅増補改訂した本書。良い面しか言及されないことが多い欧米型雇用の実態を示しつつ、日本型雇用をその成立過程からひもとき、人事制度の強みはどこにあるのか、またバブルとその崩壊、グローバル化・少子高齢化などの経済・社会の激変の中で、どのような問題をはらむようになってきたのかを語る。

本書がユニークなのは、日本型雇用のさまざまな側面をテーマにした歴史的名著から、現代社会で関心を集める女性のキャリアやブラック企業の問題まで、のべ17冊の著者を原著者への手紙形式で書評しながら論じている点。さらに手紙を読んだ著者たちの返信も掲載する往復書簡形式を取ることで、高度なテーマを扱ったテーマでも読み手が理解しやすい構成となっている。

日本型雇用の理解から変革への手がかりをつかみたい人事担当者に最適な一冊といえるだろう。

【書籍情報】http://www.hakutou.co.jp/book/b377235.html

プロフェッショナル部門

人材採用・雇用部門 最優秀賞

ミイダス株式会社
業界初! 思考性・ビジネススキルなどのコンピテンシーから、ターゲットを検索・採用ができる「ミイダス」

「ミイダス」は採用したい人材に、企業から直接アプローチすることができる中途採用サービスだ。業界一細かい検索機能で、資格・スキル・業務知識・経験している領域などを詳細に指定して検索することができ、自社にぴったりの人材にアプローチをすることができる。今回ミイダスが独自開発した「ミイダスコンピテンシー診断検索機能」は、転職希望者のビジネススキルや思考性などの全41項目の「コンピテンシー」の結果をもとに、ターゲットの検索・アプローチを一貫してできる機能だ。

コンピテンシー診断でビジネススキルが可視化されたことで、今まで曖昧だった選考の基準を明確化し採用基準を一定に揃えることに役立つ。さらに転職希望者がストレスを感じる環境や、相性の良い上司や部下のタイプなどが事前に分かるため、自社の組織・カルチャーにマッチした人材のみにアプローチが可能だ。採用の対象もコンピテンシーをベースに戦略的に広げることができる。

【サービス情報】https://corp.miidas.jp/

人材採用・雇用部門 優秀賞

株式会社トランス
AIが採用候補者の入社後活躍を予測するピープルアナリティクスサービス「TRANS.HR」

「せっかく採用したのに活躍できていない・早期退職してしまった」という課題をよく聞く。勘や経験に基づく一般的な「面接」では、見極めが不十分なのが現実。

「TRANS.HR」は、人材データを定量化し、機械学習(AI)を使った独自アルゴリズムを用いることで、採用候補者の活躍・定着を高精度で予測できるサービスだ。

■特徴
1.採用から退職までのHRデータを一元管理・分析
2.HRに特化した機械学習(AI)の予測アルゴリズム(特許申請中)
3.「事実」に基づき「成果」を出すためのUX/UI
■実績 ※半年で上場企業を中心に50社以上が利用
・高評価予測率(200名):21%→72%に改善
・早期退職予測率(2000名):12%→49%に改善
※代表は「東京大学工学系研究科長賞(総代)」「人工知能学会研究会優秀賞」などを受賞

ミスマッチは企業・候補者の双方にとって、無駄なこと。株式会社トランスでは採用精度を向上させることで、社会全体の生産性向上に貢献することを目指している。

【サービス情報】https://hr.trans-suite.jp/

人材開発・育成部門 最優秀賞

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
部下の性格・状態に合わせた対話方法を上司にアドバイス!伴走型マネジメント支援ツール「INSIDES」

エンゲージメントや離職率の改善にあたり、上司の役割は大きい。しかし、社員の多様化やプレイイングマネジャーの増加を背景にマネジメントの難易度は増している。部下の個性を生かすためには、上司への支援が必要だ。

INSIDESは、アンケートで部下一人ひとりの性格タイプと心理状態を可視化。適切なコミュニケーション方法を上司に提示することで支援する。マネジメント上の悩みがあれば、上司はオンラインでリクルートの専門家に直接相談することもできる。

部下は上司になかなか本音を見せづらい。元気そうに見えていても実は悩みを抱えていることもある。気づかずにフォローを怠れば、最悪の場合メンタルヘルスに不調をきたすことになる。「調和を重視しています。まずは話を聞いて感謝を示しましょう」「もっとやりがいを感じたいようです。新しい挑戦を促しましょう」と状況に合わせたアドバイスを提示し、職場の安全と人・組織の成長を両立させる。

【サービス情報】https://www.ms.recruit-insides.net/

人材開発・育成部門 優秀賞

ビジネスコーチ株式会社
AIコーチ・マイコが社員一人ひとりにコーチングを行い、目標達成を実現
革新的クラウドコーチングシステム

的確な目標設定と日々の行動管理を行うAIコーチ・マイコに加えて、プロコーチ1名がクラウド上で社員一人ひとりにコーチング。臨機応変なサポートにより、感情や気分にかかわらず「行動を変える」ことが可能だ。まさに、AIとヒトのイノベーションコーチングを実現。これにより、人事・上司・AI&プロコーチの「三位一体フォローアップ」が可能となった。

▼導入企業140社超の理由
(1)人事や上司に代わって日々の活動にアプローチ・関与
AIコーチ・マイコと担当プロコーチが社員一人ひとりに対して、毎日の行動が習慣化されるようリマインドするなど、細やかに対応。
(2)行動変容の可視化
行動変化や研修内容の定着といった、測定・分析しにくい要件も可視化。
人事部のデータ測定・制作・提出の手間を軽減。
(3)課題をリアルタイムに感知
行動モニタリングによって、それぞれの課題をリアルタイムに感知。
一元管理することで、いわゆる「びっくり退職」「びっくり休職」を未然に防ぎ、離職率の低下を実現。

【サービス情報】https://cc.businesscoach.co.jp/

組織変革・開発部門 最優秀賞

企業横断型プロジェクトFROM PLAYERS フロムプレイヤーズ
“WORK”から“PLAY”へ
異業種協働による、働き手視点の働き方改革サポートとアイデアを集積・発信

「FROM PLAYERS」は、これからの理想の働き方を実現するために集まった異業種の企業・ブランドによる企業横断型プロジェクト。専門領域はオフィス設計、フィットネス、食品、アウトドア、ヘルスケア、リサーチなど多様だ。働き方改革を行う企業へ、働き手の潜在的なパフォーマンスを引き出すことに主眼をおいた、ニーズ発掘、施策立案、実践効果の見える化、プロジェクトの全体運営支援を行っている。

また、コミュニケーション、休憩、通勤などの切り口で、ユニークで実践に効果的なアイデアを研究・集積し、イベントやメディアを通じて発信することで、一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できる社会基盤づくりへの貢献を目指している。

参画企業・ブランド:イトーキ、オフィスポ、Campus for H、サントリー、シマノ、スノーピークビジネスソリューションズ、セノー、タニタヘルスリンク、ユニバーサル園芸社、ルネサンス

【サービス情報】https://from-players.jp/

組織変革・開発部門 優秀賞

株式会社チェンジウェーブ
研究者監修のテストで無意識バイアスを可視化
個を活かす行動変容を生むeラーニング「ANGLE」

ANGLEはダイバーシティを阻害する「無意識バイアス」への対処を学ぶeラーニングツール。管理職版の受講者アンケートでは、95%が「バイアスをコントロールできるようになった」としたほか、業務付与やコミュニケーションにおける具体的な行動変容が見られたとの声が人事担当者からも寄せられている。

ダイバーシティ推進は抽象論に終始しがちで、自分ごとになりにくい。チェンジウェーブでは、数百社の企業変革に携わる中で培った「行動変容を起こす3ステップ」を基にANGLEを設計。eラーニングでありながら、座学にとどまらないアプローチで主体的な行動変容を促す仕組みを作った。

また、海外で誕生したIAT(無意識バイアス測定法)を、国内第一人者である研究者の監修で独自開発。日本人特有のバイアスを精度高く測定することに成功した。受講者の無意識バイアスが可視化され、定量的に認識できることも大きな特長である。

【サービス情報】https://changewave.co.jp/product/

人事労務管理部門 最優秀賞

EDGE株式会社
休業者へのアナログ対応を無くし、復職への不安を解消する「エアリーダイバーシティクラウド」

育休から復職することはもはや当たり前。しかしその裏で課題は残っている。

・人事視点
「育休者は増えるが、人事部は増員されない」「同じ質問が複数の休業者から電話で寄せられて非効率」「休業者の情報が属人化し、各課でうまく共有できていない」
・休業者視点
「戻ってきたら違う会社みたい」「情報がなく、同僚にLINEでこっそり社内情報を送ってもらった」「制度や手続きが複雑でよくわからない」
距離が離れている休業中こそ、テクノロジーで会社とのスキマを埋めるべきだ。エアリーダイバーシティクラウドは、課題解決に貢献する。
・特徴
-スマホアプリから手軽にアクセス
-制度一覧、申請書データを見やすく掲載
-FAQを検索し、疑問を解消
-社内報を一斉配信
-各人で違う出産日起算の給付金申請期限なども自動通知
-拠点や部署を超え、先輩や両立中の社員とつながることで前向きな復職を実現
-休業者の情報を一元管理
-金融機関からも選ばれる高いセキュリティ

【サービス情報】https://airy.net/diversity/

人事労務管理部門 優秀賞

弁護士ドットコム株式会社
規制緩和を生かして雇用契約の完全電子化を実現
メルカリ・ぼてぢゅうも採用した電子契約「クラウドサイン」

「クラウドサイン」は日本のリーガルテックを代表する、弁護士ドットコムが運営。50,000社を超える利用実績、圧倒的なシェアを誇るクラウド型電子契約サービスだ。

2019年4月、労働基準法施行規則が改正された。長年にわたり「紙」での交付が義務付けられていた労働条件通知書について、はじめて「電子ファイル」で交付することが認められた、地味ながら大きな一歩を踏み出した法改正だ。

これにより、入社採用時の雇用契約締結・書類確認プロセスで発生する書類はすべて電子化することが可能に。機密性が高くかつ重要な人事書類を、高いセキュリティ環境下で送受信することができ、紛失や取り違えリスクから担当者を解放する。

さらにウェブサービスならではの「一括送信機能」や「進捗ステータス管理機能」などを活用することで、人事労務業務の圧倒的な削減・効率化に成功した。メルカリ・ぼてぢゅうなど先進企業の導入事例も豊富だ。

【サービス情報】https://www.cloudsign.jp/

2019年11月12日(火)から開催される日本の人事部「HRカンファレンス2019-秋-」にて、
「HRアワード2019」の表彰式を行います。

日本の人事部「HRアワード2019」表彰式
2019年のHRを代表する顔ぶれがそろう表彰式に、ぜひご参加ください(事前にエントリーが必要です)。